会社員時代に辞めたいなぁ~やばいなぁ~と感じたことを書いてみました。
目次
サラリーマンは睡眠不足!?寝てない自慢大会…
会社員時代は平日のほとんどが睡眠不足で、週末で埋め合わせをするような生活を10年以上続けてきました。
サービス残業が当たり前、その後の半強制的な飲み会、家に帰る時間はいつも22時か、23時くらいで、遅い時は、終電を乗り過ごして、タクシーで帰るか、ビジネスホテルに泊まるかを迷ったりすることもありました。
地獄の一週間が終わった後の週末は、ほとんど寝て過ごすことが多く、週明けの会社のことを考えると、休日はあまり活動的にはなれませんでした。
そういった日常が続いている毎日で、ある日会社で、僕の隣の席に座っている先輩Aがぼそっと愚痴をこぼしました…
先輩A:「昨日も上司の○○さんと飲みに行って、終電で帰って寝不足なんだよね~」
僕:「そうなんですか!?大変ですね…」
それを聞いていた、別の先輩Bが、
先輩B:「俺はいろいろ、パソコンで調べていたら、夜中の2時半まで起きてて、3時間しか寝てない…」
僕:「………」
競うかのように、先輩Cが話に入ってきて、
先輩C:「俺は、昨日取引先の○○さんとの接待で、夜中の3時まで付き合って、1時間しか寝てない…」
僕:「………」
こういった話が結構多く、みんな睡眠不足だったので、特にツッコミを入れるわけではなく、
なぜか睡眠時間の少なさをアピールする人が多かったです。
また、僕が以前勤めていた会社には、常にキレている人、常に人に八つ当たりしている人などもいました…
恐らく睡眠不足が原因の一部なんだと思います。
今思えば、会社員時代は、睡眠時間に全く気を付けていませんでした…
睡眠不足はやっぱり駄目ですね。
睡眠不足が招く主なリスクについて
・ストレスの増加
・集中力の低下
・認知機能の低下
・事故や怪我を招きやすい
・老化の進行
などなど…
睡眠不足は様々なリスクを伴います。
分かってはいるけど、どうしても仕事が優先になってしまいますよね。
きちんとした睡眠時間を確保できない…
これが僕が会社を辞めたい理由の1つでもありました…
学生時代の高校受験、大学受験のテストの前日は、十分な睡眠をとって、万全に体調を整えて、試験に臨んでいたにもかかわらず、
社会人になって、いざ仕事に取り組む時は、ほとんど睡眠不足の状態で臨んでいました。
こんな状態で、仕事をしていたので、作業効率はかなり悪かったと思います。
ストレス社会と言われる現代…
十分な睡眠時間は、自分で確保しなければなりません。
睡眠不足の注意散漫の状態で、今まで特に大きな事故などに合わなかったことを考えると、
ほんとうに運がよかったと、会社を辞めて、今、改めて思います。
とりあえず寝ましょう…
サラリーマンの健康診断は前日だけ、健康に気を使う!?
会社員時代の時は、毎年、年に一回、健康診断がありました。
総務部の人が、健康診断の案内通知を持ってきて、空いた時間を見つけて、診断を受けに行くという流れでした。
健康診断の案内通知が、上司との飲み会を断る口実にもなっていました。
「明日、健康診断に行きますので、今日は早めに帰ります。」
みたいな感じで、その日は、いつもより早く自宅に帰っていました。
いつも夕食は、家の近くのコンビニかスーパーか、または、牛丼屋で済ませることが多かったんですが、健康診断の前日は、会社の近くの定食屋とか、自分の家の最寄り駅よりも2駅先の定食屋に行って、野菜や魚料理を多めにしたもの食べていました。
ただでさえ、普段から偏った食事、運動などは、ほとんどしていない生活でしたので、
全く自分の体に気を付けていませんでした。
僕の周りの会社の先輩や同僚達も、独身や単身赴任の人が結構いたので、
同じような生活をしていました。
こんな生活を日々、過ごしていたら、当然、健康とはほど遠いものになりますし、
実際に上司や定年退職間近の人は、糖尿病の人や、糖尿病予備軍の人が多かったです。
(常に糖尿病のクスリを飲んでいる人も数人はいました…)
会社のトイレでは、常に誰かが、糖尿病の話をしていました。
「糖尿病の薬がまた増えたよ…」
「今日ラーメン食べに行こうよ」
「ゴメン、無理、ちょっと血糖値高いから、いけない…」
「お前も糖尿病になる前に、運動はしておけよ…」
こういった話を常に誰かがしていました…
こんな生活から抜け出したい、改善しないといけない…とずっと思っていましたので、
会社を辞めることによって、やっと、負のループ(睡眠不足、運動不足、栄養不足の生活スタイル)から抜け出すことができました。
今では、少しずつ健康に気を使うようにもなってきて、野菜や魚料理を増やすようにしていますし、晴れの日は、家の近所を1万歩めざして歩くようにもしています。
なぜなら、自由という生活は、健康という、土台がなければ、謳歌できませんからね。笑
健康には普段から気を付けましょう。
健康はお金では買えませんからね。
会社員は有休を使わないのが正義?
僕が会社に勤めていたころは、有休というものは、身内の不幸、冠婚葬祭以外取ったことはありませんでした。
理由は、
職場の人は誰も、有休を取らない、
という謎の暗黙の了解、みたいのものが浸透していたからです。
噂では、有休を取った奴に出世はない、みたいなことを言う人もいれば、そういった雰囲気が存分にかもし出されていました。
今思えば、本当にバカバカしい話で、もっとたくさん有休を使っておけばよかったと思うんですが、僕が新入社員の時代のころからこの風潮は、全く変わりませんでしたので、ほとんどの人が取っていませんでした。
結局、上司の目が気になって、有休を取るのは悪いみたいな流れが浸透していて、周りの雰囲気に流されていましたので、有休を使ってどこかに遊びに行こう、という考えすら思い浮かびませんでした。
それでも中には、有休を取る社員がいましたが、それは、若手社員ばかりでして、
数か月後、その若手社員は、会社を辞めていました。
転職活動を行うために、有休を取得していたんですね。
ですので、有休を取得する社員がいれば、あいつは、近々、会社を辞めるんだな、みたいな噂が流れていました。
僕も会社を辞める時は、有休が40日間残っていましたので、きっちり40日間取得して、会社を退職しました。
会社を辞めると、決意したのであれば、もう無敵ですね。
上司の目を気にすることなく、有給休暇申請を行いました。
今まで全く、有休を取ったことが無かったので、最後の有給休暇申請を上司に行った時の爽快感は今でも忘れません。
今まで周りの雰囲気に流されていて、めちゃくちゃストレスが溜まっていましたので、ここぞとばかりに申請を行いました。
当然、上司は嫌そうな顔をしていましたが、無言で承認していました。
休みたい時に休めない、
僕が会社で働きたくない理由の一つですね。
有休休暇は、労働者の権利です。
きちんと取得しましょう。
休むことも仕事です。
休んで、自分の体調を整えて、最高のコンディションで仕事に励みましょう。
そうすれば、何らかの結果は出てくると思います。
スポーツ選手、アーティスト、受験生で結果を出す人は、きちんとそのことを理解しているように思います。
サラリーマン時代は週末のことしか考えていない
僕が会社に勤めていたころは、週末の土日の休みの事しか考えていませんでした。
毎日のやりたくもない仕事を淡々とこなし、
「週末まで、あと三日、そうすれば、あの映画を見に行ける…」
「週末まで、あと二日、そうすれば、友達と飲みに行ける…」
「週末まで、あと一日、そうすれば、爆睡できる…」
「週末まで、あと〇〇日…」
そうやって、平日は、嫌々仕事をしていて、毎月振り込まれる給料をどうやって使うか、
という事ばかりを考えて、10年以上、会社に勤めていました。
そんなある日、同期の一人が、独身で、35年ローンで2LDKのマンションを購入した、という話を聞きました。
僕はかなり驚きました。
マンションを購入した理由を同期に聞きてみると、
「毎月、家賃を払うなら、マンション買った方がいいと思って買っちゃった…」
マンションを購入する理由は、人それぞれだと思いますが、
僕にはできませんでした…
今の給料で、35年間ローンで縛られるなんて、絶対無理!と思ったからです。
下手したら定年後もローンを払い続けなければならない…
ふと、定年後の未来を想像するために、
職場にいる定年前の社員の人たちを見渡してみました。
定年前なのに住宅ローンが残っている人…
定年前なのに、年下の上司にこき使われている人…
定年までなんとか会社にしがみついている、リストラ要員の人…
定年までトラブルなく働きたいので、新しい企画などには常に否定的な人…
定年が先か、リストラが先か、という適当に仕事している人…
などなど…
このような人たちを見ていると、
自分も定年前になると、このような人たちになるじゃないか、と考えると、
かなり不安になってきました。
目の前の上司が10年後の自分、
という言葉を聞いたことがありますが、
10年後、目の前の上司や、周りにいる先輩社員みたいにはなりたくない、
と思い、自分は今の環境に居続けたらダメなんだ、
という事に気づかされました。
これが会社を辞める一つの理由でもありました。
僕が知る限り、成功者と呼ばれる人たち、
いわゆる、時間的自由と経済的自由を手に入れた人たちは、
明確な人生の目標を設定して、その目標を達成するために、
逆算して、どうやったら目標を達成できるのか、
というプロセスを考えて、
目標が達成できたら、自分へのご褒美を与えて、
次の目標に臨んでいるような人が多いイメージです。
僕は今までの人生において、逆算という発想は全くありませんでした。
流されるがまま、生きてきたように思えます。
これからの人生は、逆算という思考を身に付けたいと思います。
会社員時代は職場の人としか会わない…
僕がサラリーマン時代に接してきた人たちのほとんどは、
同じ職場で働く社員の人達としか会っていない印象でした…
あくまでも、何気ない日常での会話においてですが…
(昼休憩、エレベーターの中、飲み会での席、などなど…)
実際僕も、たまの休日に人と会うとなった場合、会社の同僚や上司などとしかほとんど会っていませんでした。
そうなるとどうなるかというと、
会社の情報しか入ってこない生活になってしまい、
会社で得た情報が人生においてのすべての情報…
という偏った情報しか持っていない状態でした。
だから、定年まで、会社で働いて
退職金をもらって、老後の生活を送る、
という将来像しか、抱いていませんでした…
しかし、10年以上、会社に勤めていると、
その将来像が、本当に正しいものなのか、
定年まで会社に勤めたいと、本当に自分は思っているのか…
といった疑問が生じてきているのも確かでした…
そんな中、
給料が上がらない…
貯金もたまらない…
リストラ…
倒産…
年金…
といったことを考えるにつれて、
このまま会社で働き続けることに疑問を感じました…
そこで、本や、インターネット、SNS等で
自分と同じ考えの人はいないのか、
などを頻繁に調べるようになりました…
そこでは、会社員とは別の働き方で、
幸せに自由に生活している人たちがいる、
ということを知りました…
会社で働くことが、人生のすべてではない
ということを実感しました。
会社で働いている人の多くは、
家と会社の往復で、別の世界で、働いている人と接する機会が少ないと思います。
自分の人生に違和感を感じたら、
会社員とは違う働き方をしている人と接してみると、
また違った考え方ができるようになると思います。